1958-03-25 第28回国会 衆議院 社会労働委員会 第26号
私たちが達観いたしますと、現在公共職業訓練所——今までの職業補導関係のいろいろの機関には大して殺到はしておりません。ところが事業内の職業訓練所には殺到しているのです。これは中学校を卒業しまして事業内の職業訓練いわゆる養成工には殺到しておる、どうして殺到しますかというと、この事業内の養成工の試験をパスしますと、将来その大会社の中堅職員として、いわば子飼いとして重きをなす。
私たちが達観いたしますと、現在公共職業訓練所——今までの職業補導関係のいろいろの機関には大して殺到はしておりません。ところが事業内の職業訓練所には殺到しているのです。これは中学校を卒業しまして事業内の職業訓練いわゆる養成工には殺到しておる、どうして殺到しますかというと、この事業内の養成工の試験をパスしますと、将来その大会社の中堅職員として、いわば子飼いとして重きをなす。
○滝井委員 今大臣から労働基準法なり職業安定法に規定せられている技能者養成や、あるいは職業補導関係のものも拡充をしてやる一方、労働問題全般についてなお事業主なり、あるいは労働者の教育を進展せしめていくという御意見がございました。実は今から五、六年前、昭和二十五、六、七年ころまでは各労政事務所ごとに労働学校というものがあったのです。
○澁谷説明員 ただいま御質問のございました福祉事業団の件でございますが、七月一日に正式に発足をいたしまして、職業補導関係の施設は、都道府県議会との関係がございまして、十月以降において事業団に移しかえの手続をとるということになりまして、差し当っては、従来の労災保険協会が管理運営をしておりました労災病院関係の施設が、事業団関係の施設として発足したわけでございます。
最初にお断わり申し上げましたように、この事業団の一つの大きな半分を占める予定になっております職業補導関係の施設につきましては、いまだ事業団に移しかえになっておらないという現状でございますので、その方も全部含めまして、正式な給与その他の職位のグレード等もきめて参りたい。その点が多少おくれておりますのは、まことに遺憾にたえない次第でございます。
次には職業補導関係ですが、職業補導の仕事を今までは知事にやってもらっておった。ところが今度は事業団がやる、こういうことになるわけなんです。そうしますと総合的な職業補導、特に技術指導を中心にして職業補導が行われるということになりまするならば、これは当然その地域社会の民情に合ったあるいは経済情勢に合った職業補導が行われなければならぬことは当然なのです。
なお労働省の職業補導関係の予算で一千万円ばかり増額いたしております。これは売春関係のこれらの職業可能な人を収容するために、一応予算的に職業補導所の増設ということで認められているものでございますので、来年度におきましては、この段階を通じて措置いたしたいと考えております。
但し職業補導関係の職務に従事する教官の資格は昭和二十五年八月十五日法務府人補第一、六九三号官ヘの採用又は昇任の基準についてに定める資格によることができる。(2)短期大学学校教育法第一〇九条による修業年限二年又は三年のもの)を卒業した者又はこれと同等以上の学歴があると認められる者」、これを基準といたしまして、採用試験を行なって採用いたしておるのでございます。
○江下政府委員 職業補導関係の経費は本年度におきまして一億三千万円程度の増加を見せております。この増加の内容は、お話の通り、個所数につきましては原則として増加を認めておりません。
この計画や、その他関連して労働省はこの失業者のいろいろ、何というか、職業補導、職業あっせん、そういう面からいろいろと考えて、また失業者の生活状態や将来のことをいろいろ考えているそういった内職関係、職業補導関係で、次回に私が承わりたいと思いますから、予告しておきます。私の質問を……。
それから予算関係でございますが、これは羽山課長から詳細に御説明ございましたので、一応省略さしていただきたいと思いますが、矯正局として一番重点的に考えておりますことは、職業補導関係の諸経費、これを重点的に考えております。来年度におきまして、相当大幅の増額を大蔵省に対して折衝しておりますので、この実現についてもできるだけ努力して皆さんの御期待に沿うようにしたいと考えております。
従つて今おつしやいました起債の問題、融資の問題、労働省の職業補導関係との連絡の問題は、どれほどまであなたの手元において実現なさるか、私ははなはだ疑わしいと思つております。なぜならば、労働省に当つてみましても、職業補導所としても、美容師、理容師というものはきらわれておるようでございまして、あまり歓迎しておりません。
職業補導関係につきましては惡いという考え方が前提であつたためでありまするか、全体としては予想よりはいい成績を挙げております。で、その補導所を出ました者について特に考えられましたことは、就職率が非常にいいということであります。その補導の種目につきましてはいろいろ多種多様でございますが、県によつては県の産業と結び着いたような形でこの補導を発展させたいというふうなことを狙いとして持つております。
これは極めて微妙な而もむずかしい問題でございますけれども、政府といたしましては特にこの点には注意いたしまして、公共事業或いは一般の方面への配置転換に、この人達の特技が生きるような方向へ職業安定所の機関を活動して持つて行くということを考えると同時に、一方におきましては職業補導関係において、この人達の特殊の補導、それから更に配置転換の後の重要な産業戰士の中核となつて貰うような補導を進める方針であります。
その結果もありますけれども、私どもも実情にかんがみまして、定員法をくずすのではございませんが、各方面において、たとえば統制経済が廃止されて行くに従つて生ずるところの官庁の定員の余りというふうなものを、こちらにもつて来るという方法をとりまして、二十五年度におきましては一千八百八十人の職業補導関係の職員をふやすことに決定し、予算の裏づけも済んでおります。